シンガポールに行ってきました
気がつくと更新しないまま2ヶ月ほど経過してしまいました。
身近な人から宴会でブログを更新するように迫られてしまったので、
がんばって更新するようにします。
先週の話ですが、シンガポールで行われた学会に参加してきました。
1泊3日の強行日程でした。
今回はボストンと違いポスター発表してきました。
ブログの更新ができなかったのは学会準備で忙しかったから・・・ということにしておきましょう。
自分のポスターの前で外国の人がディスカッションしているかのように
見える写真にしましたが、単に隣のポスターの人が雑談しているだけです。
アジアを中心とした世界中の感染症の専門家がディスカッションしている
光景のように見える写真にしましたが、ティータイムでみんながコーヒーと
お菓子に群がっているところです。
(もちろんディスカッションしている人もたくさんいるでしょう)
次のセッションの開始時間が迫ってくるとロビーにチャイムの音が流れる
のですが、鉄琴をもったおじさんが人力で鳴らしながらロビーを練り歩いていました。
マーライオンよりもその向こうに見える船が載っかったビルの方が
インパクトがありました。
マーライオンを見ると急性胃腸炎が流行っていることに注意しなくてはと思います。
ポスターではSENTRYという国際的なサーベイランスプログラムから
CLSIのカルバペネムに対するブレイクポイント改訂で腸内細菌科の感受性が
どう替わるか、という報告がありました。
これまでと比較すると0.5~6.0%の低下があり、EUCASTのブレイクポイントと
だいぶ一致するようになってきたそうです。
国際学会は楽しいですね。
毎回英語力をなんとかしなければと思いながら帰ってきます。
次はどこの国際学会を狙おうかな?
おっと、その前に演題を論文にしていかなくてはいけませんね。
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