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2010年10月12日 (火)

Multidrug resistance in Gram negatives: From the antibiogram genotype to the patient

まだやってんの?といわれそうですが、ICAACのノートの続きです。

Multidrug resistance in Gram negatives: From the antibiogram genotype to the patient
"Detection in the Lab: Does this really matter?"

・Antibiotic susceptibility testing
MICの測定

Breakpoint

耐性メカニズムの知識を加えたExpert rules

解釈はEUCAST(ヨーロッパの基準)、CLSI(米国の基準)がある。
ECOFF、PK/PD breakpointという考え方も。
(ECOFFは・・よくわかりません)

しかし

「そもそもBreakpointの設定がよければExpert rulesは不要では?」

2010年のCLSI、EUCASTのBreakpointを使えば腸内細菌科については
Expert rulesは不要である。

メカニズムに関わらず、MICが低ければFailureは少ない。
CLSI2010ではModified Hodge testは不要。

EUCASTではCarbapenemのbreakpointは臨床的なBreakpointであって、
カルバペネマーゼを検出するものではない。

Daikos GL, Petrikkos P, Psichogiou M, Kosmidis C, Vryonis E, Skoutelis A, et al. Prospective observational study of the impact of VIM-1 metallo-beta-lactamase on the outcome of patients with Klebsiella pneumoniae bloodstream infections.
Antimicrob. Agents Chemother. 2009 May;53(5):1868-1873.
PMID: 19223638
カルバペネマーゼの産生と予後は関係なかったという話。
ただしMICがカルバペネムのMICが高いのは予後と関連している。

●新しいBreakpointの考え方
・Clinicalに決めているので、報告はでたまま返す。確認検査で遅らせたりしない。
耐性メカニズムの検査は疫学調査などに必要。

・MICはSの範囲に入るが、耐性の機序を隠し持っているものが実際
に治療できるかどうかのデータが必要

要は腸内細菌科にはGenotypeとPhemotypeに乖離があるということですね。
さてどっちを信用すればいいのかという話ですが、現時点ではCLSIもEUCASTも
Breakpointを低くしてしまえ、ということで足並みがそろってきているようです。
日本の現場のでの感受性報告に反映されるのはもう少し先でしょうが。
(海外でもまだかもしれません)

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